大江戸線延伸構想

地下鉄大江戸線延伸ニュース

東京都、大江戸線延伸へ検討組織!練馬区に3新駅!小池百合子東京都知事発表!!

練馬区の悲願とする地下鉄大江戸線延伸へ東京都が歩み寄りをみせ「鉄道空白地域」解消実現に向けて大きく前進する。
小池百合子東京都知事が、
地下鉄大江戸線延伸を武市敬副知事トップとする方向で、練馬区とともに協議する検討会を立ち上げる方針を示されました。

【令和5年2月21日都議会第一回定例議会、小池百合子東京都知事、発言要旨】

現在の終着駅の光が丘駅から大泉学園町方向へ約3,2キロメートル延ばし、練馬区に新たに3駅を設ける構想は、地上部分(補助230号線道路)の用地取得は進むが地下鉄部分のエ事費用が想定より膨らんでいる。このため東京都は、今年度将来の旅客需要につき調査を実施している。
来年度は調査費を増額して、収支採算性など検証を深度化し事業化にあたりまして課題を明確にしてまいります。
今後、鉄道政策全般を所管する武市副知事をトップとする庁内検討組織を立ち上げまして、練馬区と一層連携を図って協議•調整を重ね今後の進め方についてスピード感を持って検討を深めてまいります。

東京都小池知事に、大江戸線延伸要請活動を行う

ー都営地下鉄大江戸線の早期事業着手に関する要望書ー

都営地下鉄大江戸線延伸の早期事業着手に関する要望

要望書(抜粋)

東京都知事 小池百合子 様

  1. 課題となっている駅やトンネルの構造、延伸に 必要な車両の留置施設などの施設計画を取 りまとめ、その実現に向け関連する道路計画 との調整等具体的な検討を進めること。
  2. 補助230号線沿道におけるまちづくりや 新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた 将来需要を取りまとめ、課題解決に向けて区 と連携して具体的な検討を進めること。
  3. 前記1,2の検討結果を踏まえ、環境影響評 価など事業化に向けた調査・手続きに早急に 着手すること。
  4. 都市計画道路補助230号線の未買収用地 の取得についても積極的に進め、大江戸線延 伸に必要な導入空間を早期に確保すること。 また、用地を取得できた区間については、整備 を早期に行い交通開放を行うこと。
  5. 延伸に向けて都が進める鉄道施設や関連す る道路計画の検討状況などを練馬区は適宜、 情報提供すること。
大江戸線延伸の早期事業着手を「東京都へ要請」
令和4年度予算で延伸に関する調査費を主要事業として計上される

令和4年8月29日、大江戸線延伸推進会議は東京都庁を訪問し、「都営地下鉄大江戸線延伸の早期事業着手に関する要望」を提出しました。
大江戸線延伸の事業化に向けた調査・手続きに早急に着手することなど、上記の5項目を要望しました。
東京都の黒沼副知事からは「令和4年度予算で、延伸に関する調査費を主要事業として計上している。関係部署間での実質的な検討など進めていく。」とのコメントがありました。

令和4年第3回定例議会自民党代表一般質問を行う。(一部要旨)

大江戸線延伸について

令和4年第3回定例議会自民党代表一般質問

質問⇨大江戸線延伸の具体化には駅やトンネル構造、車両の留置施設など検討事項が山積している。前川区長の強いリーダーシップにより、これらの課題を解消し区民の悲願である。大江戸線延伸の早期実現を大いに期待するところである。区長の決意は。

答弁⇒大江戸線の延伸は、区の今後の発展に不可欠であり、区議会、区民と力を合わせて、早期着工を実現したいと決意している。

質問⇨補助230号線整備の進捗状況をアピールするためにも、引き続き用地を取得した所から、先行して整備を行い、交通開放することを強く要望。所見は。

答弁⇒区では、用地の取得ができたところから順次工事を進め、可能なところから速やかに交通開放を行うよう、都に要請している。残された用地の取得、工事を積極的に進め、整備効果を速やかに発揮できるよう、引き続き都に強く求めていく。

質問⇨補助230号線の整備の中でも、大変な工事となる白子川の橋梁工事にいよいよ着手すると聞いている。地域では、現在の、万年橋はいつまで通れるのかという声がある。どのように橋梁工事を進めるのか。

答弁⇒補助230号線の整備にともない、万年橋の架け替えが必要となる。地域にとって重要な通行路であり、工事中においても通行の確保が必要と考えている。都においても、万年橋を残しながら橋梁工事を進め、新たな橋が通行できるようになった後、既設の橋を撤去することとしている。今年度から準備工事に着手したところであり、引き続き安全な通行を確保しつつ工事を進めるよう都と協議している。

質問⇨区のふるさと納税は、区民の思いを形にする地域活性化である。寄付者からは今後も協力したいとの声が上がっている。引き続き今後も促進活動へのふるさと納税による寄付をお願いし、将来のまちののイメージが湧くような周知等を、これまで以上に工夫し、効果のある取組を進めるべき。所見は。

答弁⇒寄付の募集には、わかりやすく共感できる活用方法を示すことが肝要。そうした点を踏まえ、事業進捗の適切な時期を捉え、寄付を募る取組を検討していく。

大江戸線延伸の経過

これまで練馬区は東京都に対し30年以上もの間「大江戸線」を区内北西部に延伸するよう求め続けてきました。23区で唯一鉄道が通っていない、いわゆる「鉄道空白地域」が練馬区に存在しています。
私は平成15年区議会に送っていただいき以来、20年間地下鉄大江戸線延伸を議会、区政で取り上げてまいりました。いよいよ大きく前進することになりました。これを契機に、区民の皆さまと協力し、スピード感をもって取り組んでまいる所存であります。引き続きご指導、ご鞭撻を賜りますようお願いいたします。

昭和60年7月

運輸政策審議会、「地下鉄12号線の光が丘から大泉学園町間の追加」

大江戸線延伸

昭和63年7月

「地下鉄12号線延伸促進期成同盟」設立。

平成3年12月

地下鉄12号線放射部のうち練馬~光が丘間開業。

平成9年12月

地下鉄12号線放射部のうち練馬~新宿間開業。

平成12年1月

運輸政策審議会 答申第18号(A2路線に指定)「光が丘から大泉学園町までは、目標年次(2015年)までに整備着手することが適当、今後整備を検討すべき路線として武蔵野線方面とする」

平成12年12月

地下鉄12号線環状部の開業。大江戸線と命名。

平成17年3月

練馬区、土支田中央地区土地区画整理事業の事業計画決定。

平成18年8月

東京都、都市計画道路補助第230号線の土支田~高松(笹目通りから土支田通り)区間の事業認可取得。

平成19年4月

練馬区、補助230号線土支田・他槓子地区地区計画決定。

平成20年10月

練馬区、土支田中央地区地区計画決定。

平成21年7月

東京都、都市計画道路補助第230号線の大泉町(土支田通りから外環道)区間の事業認可取得。

補助第230号線

平成22年8月

東京都、都市計画道路補助第230号線の大泉学園町(外環道から大泉学園通り)区間の事業認可取得。

平成23年4月

大江戸線延伸推進基金を設置。

平成23年5月

土支田中央土地区画整理事業地内の都市計画道路補助第230号線の一部交通解放(L-210m)。

平成24年7月

都市計画道路補助第230号線の笹目通りから土支田地蔵北交差点の区間を交通解放(L-720m)。

平成25年11月

都市計画道路補助第230号線の土支田地蔵西交差点から土支田通りの区間を交通解放(L-170m)。

平成26年3月

土支田中央土地地区画整理事業の道路整備等および仮換地引き渡しの完了。

平成27年7月

東京都が新たな答申に向けて、「広域交通ネットワーク計画」を策定し、大江戸線の延伸を都内にある数多くの鉄道路線の中から『整備について優先的に検討すべき路線』5路線の一つに選定。

平成28年4月

交通政策審議会は4月7日、東京圏の鉄道網につて答申案をまとめた。地下鉄大江戸線光が丘から大泉学園町の延伸が「鉄道ネットワークの充実に資するプロジェクト」と発表。

平成28年10月

練馬区、大泉三丁目地区計画決定。

平成29年8月

「大江戸線延伸推進会議」設置。

平成元年12月

東京都「未来の東京」戦略ビジョンを策定し、大江戸線の延伸を「関係者と事業化について協議・調整を進める」と明記。

大江戸線延伸はみんなの願い

令和2年3月

大江戸線延伸推進基金を目標額である50億円積み立て完了。

令和3年3月

東京都、都市計画道路補助第230号線の土支田通りから別荘橋通りの区間を交通解放(L-200m)。

令和3年3月

東京都が「未来の東京」戦略ビジョンをバージョンアップした「未来の東京」戦略を策し、大江戸線の延伸を同じく明記。

令和4年1月

練馬区、大泉学園町地区計画決定。

令和4年3月

東京都が令和4年度予算の主要事業に「地下鉄12号線(大江戸線)の延伸に関する調査」と明示した調査費計上。
区も事業化を目指し都と連携して調査・検討を進める。

令和4年3月

寄付制度を活用し、新駅予定地周辺の中学生が作成したイラストを掲載した新たな看板を設置。

令和4年3月

土支田中央土地区画整理事業の完了。

令和4年8月

大江戸線推進会議で東京都への要請活動実施。

令和5年2月

東京都、大江戸線延伸へ事業費や採算性を検証する検討組織を設ける。